koheitakahashiのブログ

2020.07.01にプログラマーとして生を受けた私が学んだことや、日常について徒然に書いていきます。

ストレングスファインダーを受けてみました

はじめに

少し前に、「高橋さん、ストレングスファインダー受けてみて下さいよ!!」とおすすめされました。

ストレングスファインダーの存在は知っていたのですが、これまで受けたことがなかったので、受けてみることにしました。

正直、受ける前までは、「自記式のテストで、自分の強みなんて分かるのかなぁ」と懐疑的だったのですが、結果を見て、自分の行動や考え方がどうしてそうなのか、色々腑に落ちた感じがあり、とても良い経験だったので、ブログに残しておこうと思いました。

自分の結果

自分の結果は以下のようになりました。

  1. 収集心
  2. 回復志向
  3. 個別化
  4. 共感性
  5. ポジティブ

上から順番に簡単な解説と所感を述べていきます。

収集心

情報や物を収集するのが好きみたいです。

これについては、確かに、情報をストックしてしまいたくなりますね。ただ、物はそこまで収集するのは好きじゃないですね。

例えば、自分はメモ魔だということに最近気付いたのですが、打ち合わせや人から教えてもらったことなどはなんでもメモしたくなります。また、業務以外のところで自分の日報のようなものを書くようにしていて、そこで、今日はどんなことをしたのか、気になった情報はあったのかをまとめるようにしています。

これは、大学院で多くの論文を読んだり、「教えられたことはメモを取れ」と厳しくご指導いただいたことで、備わったのかなぁとも思いました。

回復志向

問題を解決することが好きみたいです。

確かに、他の人が抱えている問題を解決する手助けができれば、とても嬉しいです。また、自分の生活やアプリを作っていくときも、細かくissueを分けて、それが解決できた時に達成感を持ちやすいです。

個別化

人間一人一人の個性に興味が惹かれるみたいです。

確かに、人に会ったときには、「この人はどういう人なのだろうか」、「どういう歴史を持った人なのだろうか」ということが気になります。 また、人には向き不向きがあると思っていて、自分ができることは他の人にはできるとは限らないし、自分ができないことは他人の人ができるのではという考え方を持っています。

このストレングスのルーツを考えてみると、やはり大学院でのご指導いただいたことがルーツだと思われます。

大学院では臨床心理学を学び、カウンセリングの実習などで、色々なクライアントの方にお会いしてきましたが、その人の苦手なことと長所を観察して把握できるようにというご指導を受けて、訓練していました。

共感性

周囲の人の感情を察することができるみたいです。

これは全く自信がないのですが、これもルーツを辿れば大学院でのご指導がルーツなのかなと思います。

そもそも、これに関しては私は全く得意でなかったのですが、「共感性を鍛えるために、フィクションに触れて、想像力を養いなさい」と指導をいただいていたので、とりあえず時間がある時は、映画や小説、ドラマなどを見るようにしていました。

一応、訓練はしていましたが、ちょっと共感性があるかは自信がないです・・・。

ポジティブ

これは、人をよく褒めたり、笑ったりというコミュニケーション上のことと、どんな状況でもポジティブな面を探すという考え方のようです。

これについて、確かに私はコミュニケーション上では人を褒めたり、笑う方だとは思うのですが、楽天的かと言われるとそうではないと思ってます。

特に自分の書いたコードについては自信がないですし、「バグったらどうしよう・・・」と結構不安に思ってしまうので、楽天的ではないのかなーと思います。

ただ、私は臨床心理学の中で、解決志向という考え方が結構好きでして、これはクライアントがすでに持っているリソースを把握して、それを生かすことでクライアントの抱えている問題の解決を目指すアプローチなのですが(結構ざっくばらんに説明しているので厳密には違いますが)、その考え方が活きているなぁという瞬間がたまにあるような気がします。

感想

総じて、受けてみてとても良い体験だったと思いました。

まず、自分があまり意識せずにやっている行動や考え方に名前がついた感じでとても腑に落ちました。そして、そのような行動や考え方が長所だと言われると、とても元気が出る感じがしますね。

そもそも、大学院では心理検査などを勉強していたため、自分でもそれらを受けて、結果を出してみていたのですが、どれも具合が悪い結果ばかりが返ってきて、落ち込むようなものでした(そもそも、勉強していた心理検査が病院で使われるようなもので、精神病傾向があるかどうかを測るようなものが多かったので、必然的にそのような結果が返ってくるのですが・・・)。

そのため、今回のように前向きになれるテストは良いものだなぁと思いました。

「大事なのは、そこに「ハーフレーン」という名前をつけてまで、意識することなんだ。」 『アオアシ』18巻より

上記は私が好きな『アオアシ』というサッカー漫画のセリフなんですが、自分があまり意識せずにやっていたことに名前がついて、意識することで、多分、自分に合った仕事の進め方や取り組み方ができるのではと思っています。

ストレングスファインダーには、個別のストレングスの活かし方も載っておりました。

しかし、記載されているのは、個別のストレングスの活かし方であって、私の5つのストレングを合わせた仕事の活かし方までは記載されておりません。

そのため、上記の5つのストレングスを合わせた仕事の取り組み方などは自分で考えて実践していきたいと思いました。